スズキ目アジ科の総称。DHAやイノシン酸を多く含み、美味な上健康にも良いといわれる。 マアジ・シマアジ・ムロアジ・クサヤムロ等がいますが、普通に『鯵』といえばマアジを指します。 |
マアジ |
ほぼ一年中出回りますが、旬は5〜7月。 ただし、回遊型と地付きの物では少々違ってきます。 年間約20万〜30万トンの漁獲量がありますが、 4割程が養殖魚用のエサにされます。 因みに、「アジ」という名前の由来については 『味が良いからアジって言うんですよぉ〜』と、 さかなクンが言ってました。 |
光り物はどうも苦手、という人は葱・生姜等の薬味を一緒にした「たたき」や「なめろう」にすれば 美味しく食べられると思います。 元々たたきという料理は、漁師が船の上で獲れたばかりの魚を 美味しく食べる為に考え出された料理法なんです。 (獲れたばかりの魚というのは、身も硬く、 熟成もされていないので旨味にも欠ける。) 干物にしても美味。タンパク質がアミノ酸に変化した上、乾燥によって水分が減った分旨味が 凝縮されています。 アジの開きは一年間に約4億枚(国民一人当たり3.14枚)消費されているとか・・・。 |
「光り物」よりも白身的な扱いをされているシマアジ。 シマアジは大型化し、大きな物だと約80pにもなります。 マアジやムロアジが大衆魚なのに対し、 (マアジもブランド物は高価ですが。)高級魚扱いされています。 また、学名も「優美」を意味するラテン語 『Caranx Delicatissimus』 で表されています。 |