寿司の数え方といえば、大抵の方が 「一貫、二貫」という数え方を思い浮かべるでしょう。 (回転すしなら「一皿、二皿」ですか)
しかし、この数え方も人それぞれで、 |
出典『絵本江戸爵(えほんえどすずめ)』(1786刊) |
「二つ一組で一貫」には『江戸時代、屋台で提供されていたにぎりは大きかったので、 二つに切って供されていた。』という説が ありますが、どうも眉唾ものらしく、 そもそも古い文献には寿司を「一貫、二貫」と数えた例は見当たらないそうです。 どうやらこの「貫」という数え方は、昭和後期のグルメブームの頃から頻繁に使われだしたそうで、 比較的新しい数え方だといえるでしょう。 やはり普通に「一個」または「一つ」と数えるのが間違いも起こらずに一番良いのではないでしょうか。 寿司なんて、そんなに気取って食べる物じゃあないんですよね。 |