◆◆寿司の数え方◆◆



江戸時代のすし屋台店   寿司の数え方といえば、大抵の方が「一貫、二貫」という数え方を思い浮かべるでしょう。

   しかし、この数え方も人それぞれで、一つの寿司を「一貫」という人と、

  二つ一組で「一貫」という人がいるので 非常にややこしくなります。

(私は一応確認をしますが)

  「二つ一組で一貫」には『江戸時代、屋台で提供されていたにぎりは大きかったので、

 二つに切って供されていた。』という説が ありますが、どうも眉唾ものらしく、

 そもそも古い文献には寿司を「一貫、二貫」と数えた例は見当たらないそうです。

 どうやらこの「貫」という数え方は、昭和後期のグルメブームの頃から頻繁に使われだしたそうで、

 比較的新しい数え方だといえるでしょう。

 やはり普通に「一個、二個」または「一つ、二つ」と数えるのが、間違いも起こらずに一番良いのではないでしょうか。

 寿司なんて気取って食べる物じゃあないんですから。



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